国際ハッカソン2019 レポート

「ロボット×IoT×モビリティ」をテーマに
国際ハッカソンを開催しました

イベント期間:2019.8.18 (Sun)- 8.24 (Sat)

By ProPolys Secretariat

【参加校一覧】
 国内高専
  • 北九州高専
  • 久留米高専
  • 有明高専
  • 佐世保高専
  • 熊本高専
  • 鹿児島高専
  • 大分高専
 海外学校
  • Temasek Polytechnic (Singapore)
  • Nanyang Polytechnic (Singapore)
  • Vocational College, Universitas Gadjah Mada (Indonesia)
  • Yeungjin University (Korea)
  • Vocational Training Council (Hong Kong)

2019年8月、海外40名と国内30名を招待し、国際ハッカソンを行いました。
初日は、海外の学生さん向けに、ハッカソン本番前の国内企業見学からスタート。

まずは「安川電機みらい館」を見学しました。
近未来の展示が学生達を迎え入れます。
人間の関節のように複数の軸をもつロボットが、別のロボットを作る。
世界基準のロボット技術は、海外の学生たちも熱心に観察していました。

午後からは、「トヨタ自動車九州株式会社宮田工場」を見学。
日本が世界に誇る自動車産業の製造工程には、見学前から興味を示す学生も多く見受けられました。
スタンピング・溶接・塗装・組立の各行程の自動化と人間がコラボし、
迅速かつ正確に作業をこなす様は素晴らしかったです。また製造ラインの「見える化」も体感できました。

2日目、この日は「株式会社トヨタプロダクションエンジニアリング」を訪問しました。
トヨタ自動車の高効率・高品質なクルマづくりを支援する同社では、拡張現実(AR)を通して、前日見学した工場の内部をさらに詳しく学ぶことができました。
学生達からの質問にも、快く対応していただき、ありがとうございました。

“次世代エンジニア育成国際ハッカソン2019”

午後、いよいよ今回のメインイベント・・・
「次世代エンジニア育成国際ハッカソン2019@北九州」が開始されました!

ここからは、九州各地の高専生も参加です。
昨年度に引き続き、2回目参加のベテラン学生も数名おり、
声をかけてきてくれました。ありがとう。

イベントは全編を通して英語で行われます。
「グローバル力のある次世代のエンジニアを育てること」も、
このイベントの大切な目的の一つです。

単純な英語の知識だけではなく、異なる文化・環境・視点・価値観をもつ学生同士が
英語でコミュニケーションをとることに意味があると思います。

それをふまえて、まずはアイデアソンからスタートです。

今回のテーマ「ロボット×IoT×モビリティ」に関して、
それぞれの考えを具体的なアイデアへとまとめていきます。

色分けした付箋紙を使用して、自分の考えを書き出すことからはじめます。
次にその考えを、ハニカムマップを利用して、より具体的にまとめていきます。

 

アイデアソン-アイデア書き出し

アイデアソン

ハニカムマップ

ハニカムマップ

数時間をかけて導いたアイデアの中から、学生同士の投票により、
今回は優秀な11アイデアを選出しました。

この11アイデアをベースとして11チームを編成、
「明日はチームアイデアのプレゼンテーションからスタートします。」
と告げたタイミングでほぼタイムアップ。ハッカソン1日目の終了です。

期間中の寝食を共にするPROPOLYSのハッカソンでは、
時間内に終わらなければ、それはチームの宿題となります。

自由時間を少しでも多く確保したい学生達は、怒涛の速さで発表用資料を作成し、
観光したり、スポーツをしたり、議論をしたりと、
出来る限り、このイベントを満喫していました。

翌日は、予定通りチームアイデアの発表からスタートです。
このタイミングでは、模造紙を使用して、
それぞれのブラッシュアップされたアイデアの発表を行ってもらいました。

普段パソコンを使いなれている学生達の手書きでの発表は、
各チーム個性があり、それもまた見ていて面白かったです。

全体で各チームの方針を把握したところで、
ここからは、ついにロボットを作り込む、ハッカソンパートに突入します。

使用する機材は、STEM教育用ツールのmBotです。
限られた条件の中で自分達のアイデアを具現化すべく、
センサーやその他身の回りのあらゆるものを駆使して、
プロトタイプロボットの製作に熱心に取り組んでくれました。

最終発表当日、会場は北九州国際会議場メインホールです。
1チーム持ち時間は8分と短いながらも、英語と日本語で工夫した発表を行いました。
時折、審査員からの厳しい質問も飛びましたが、どの学生も堂々と答えていました。

全11チームのうち、4チームにスポンサー賞が送られ、
盲導犬の代わりをするガイドロボットを提案した「チーム:BPS」が、
最優秀賞に輝きました。

長く厳しい3日間を乗り越えた後は、楽しい交流会です。
近くの会場で、全員でBBQを行いました。
学生達も緊張から解放され、思う存分交流会を楽しんだ様子が伺えました。

BEST PERFORMANCE AWARD2 : BPS

最優秀賞:BPS

審査

審査中

 

翌日からは、海外学生には引き続きフォローアッププログラムに参加してもらいました。
北九州モノレール企救丘総合基地見学を行うため、途中小倉駅からは実際にモノレールを利用。
自国とは違うホームの様子など、全てを興味深そうに見学していました。

次に、今回共催として協力していただいた、北九州工業高等専門学校を訪問。
学内ベンチャー企業やものづくりセンターといった各施設を案内していただきました。臭い検知ロボットの体験や、他学生との交流など、良い刺激となったようです。

帰国当日、空港へ向かう途中で福岡の観光名所大宰府天満宮に立ち寄り、
最後の観光を楽しんでもらいました。

今回の国際ハッカソンでは、
最初は海外学生のアグレッシブさに国内学生は圧倒される場面も多々ありました。

しかし、時間が経つに連れて、日本組も負けず劣らずバシバシと意見を述べ、
国籍・文化・環境の違いをものともせず、
チーム一丸となってハッカソンに取り組む様を見せてくれましたので、
このようなイベントを開催できて本当に良かったです。

今回参加してくれた学生の皆さん、
本イベントが多くの方の支援のもとに成り立っていることを、ぜひご理解ください。
そして、今回のイベントで得たものを、今後に活かしていただければ幸いです。

最後になりましたが、今回ご支援とご協力をいただいた皆様、
本当にありがとうございました。

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